感謝ノート（引き寄せのメソッド）～上級編～
「～新訳～願えば、かなうエイブラハムの教え」ダイヤモンド社）では、毎日１５分ほど感謝ノートを書くという方法が紹介されています。これは、感情のスケールが５段目以上にある方が対象ですので、この意味で引き寄せ上級編です。
感情のスケールが５段目以上で安定していれば、既にその方の生活は安定的に楽しいはずです。そういう方ですから、「感謝ノート」を実践すれば、夢がどんどん叶います。
そんな上級者用メソッドですが、ここで特筆すべきは、「感謝」の意味です。
感謝をどういう場面で使うかというと、外国ドラマに出てくる「食事の恵みを与えてくださった神に感謝します。」や、誰かが助けてくれた時に「感謝します。」と使います（※私だけかもしれませんが）。ようするに、何かをしてもらったから、または、何かを与えてくれたから、ありがとうという意味です。
しかし、「感謝ノート」でいう「感謝」には、別の意味・使われ方も含まれています。それは、何か対象を、高く評価しその素晴らしさを感じることです。味わい愛でるとも表現します。
以下で具体例を挙げますので、この違いを感じとってみてくださいね。
①自分のもっているPCについて
私はこのPCがとっても気に入っている。デザインがシンプルで飽きることがなく、軽くて持ち運びが便利だ。これがあれば、楽しい時間がすごせるし、人とも繋がることができる。仕事にも重宝している。私のPCは、とっても頼りになる。
②いつも利用する公園
この公園は、開放感があり、ゆったりと過ごせて快適だ。いつも掃除と手入れがいきとどいていて、自然の風が気持ちいいい。草や土の香り、鳥のさえずりに癒される。公園を散歩すれば、途中で美しい景色を楽しめる。子ども達が楽しそうに遊んでいるのを眺めるのも気分がいい。
①では、与えてもらった物がありがたいという意味もありますが、②は、自分のものでなくても、その素晴らしさを高く評価し、味わい愛でることができるのです。なお、①の意味での感謝からスタートしてもよい。そして、②の意味での「感謝のノート」をつけはじめると、あなたの毎日は感謝できることであふれていることに気づくのです。
「感謝」の意味の違いを感じ取っていただけたでしょうか。私も、「感謝ノート」で願いをどんどん叶えていく予定です。
