創造(想像)して受け取る
(※ 「引き寄せの法則の本質」136pを参照しました。)
例えば、きれいに整頓された部屋でくつろぎたいというのが、今の望みだとします。でも、現実の部屋は散らかっていて、綺麗な部屋にするにはゴミをトラックで捨てなければならないような部屋だとします。そこまで酷くなくても、気合をいれなくては整頓できないような汚い部屋だとします。
エイブラハムからのアドバイスは、「数日間、きれいに整頓された部屋のことを考えなさい。行動に走ってはいけません。自分が、きれいに整頓された部屋に居て、どう感じたいのかを考えない。」というものです。
エイブラハムの引き寄せの法則の書籍では、おなじみの理論です。でも、実際に行うのは容易ではなく、練習あるのみです。
エスター(エイブラハムをチャンネリングしている女性で書籍の著者でもあります。)は、アドバイスに従いました。
数日もたたないうちに、アイデアがエスターに浮かび始め、「これはこっち、これはあっちに動かせるわ。これは、人に任せて、これは捨てればいいわ。」と、部屋を片付けたのです。この過程は、願望という肯定的な地点から、きれいな部屋を引き寄せたものです。
これは、うんざりしながら散らかった部屋を片付けたという、「欠落」に注目する否定的な地点から、動機付けられたものではないのです。
この例は、引き寄せたのが、分かりやすく「きれいな部屋」ですが、動機付けが異なると結果(きれいな部屋)も異なるものとなるのです。
比較は難しいけれども、(私の予測では)満足いく「きていな部屋」なのか、そてとも、一応片付けられた「きれいな部屋」となるかです。
汚い部屋を目の前にして、「きれいに整頓された部屋」でくつろいでいる私の感覚を想像する。これをさらに抽象化して、目の前の気に入らない現実を可憐にスルーして、理想の私の感覚を感じてみる。この理想の私になりきってる時間が長ければながいほど、願望は素早く実現するようです。
練習します。直ぐに、現実に引きずられてしまいますけど。