おひとりさまの地図

シンプルな暮らしと考えたを追求したい。それと、エイブラハム流「引き寄せの法則」を研究中です。

中国旅行メモ2~一人っ子政策~

今回は、政治体制について書きます。

 

単に、私が知らなかっただけでしょうが、中国は、選挙がなく、共産党一党で、政治家(?)になるには、党の上層部などの有力者からの「指名」となります。普通の人は、まずなれません。有力な「こね」が必要だということです。外国人からみると、「こね」はブラック・ボックスなので、どうなっているのか不明です。

 

中国人のガイドさんは、日本語が堪能で、日本からの旅行客を中国で案内するのは勿論、中国人が日本旅行をするときは添乗員として訪日することも多いそうです。

 

日本で中国人を案内するときに、「日本は、民主主義で言論(表現)の自由があるから、内閣道理大臣の政策をおおぴらに批判しても捕まることはありません。なので、安心してください。」と説明するそうです。
一方で、私達、日本人観光客には、「中国の国家主席を批判すると、国家主席は大丈夫だけと、あなたは大丈夫じゃなくなるよ。」と、ジョークを言っていました。どこまで本当なのかは、わかりません。

 

観光地を移動する車内から中国の町並みを眺めていると、電光掲示板でニュースか商業広告みたいなものが流れています。これは、共産党の宣伝?だそうです。中国語が全くできない私には、判別できません。

 

それと、「一人っ子政策」について、ずいぶんと誤解してました。

 

1979年から2015年まで導入されたもので、中国全体で厳格に運用されてたものではなかったようです。特に、大きく誤解してたのは、2人目の禁止ではなく、罰金を払えばよいとのことでした。また、都市部以外では、それほど厳格ではなかったようです。

 

どうりで、数十年前に会った中国人留学生達の話では、兄弟姉妹がいると言っていました。当時は、質問するほどの情熱を持ち合わせていなかったので、聞き流していました。

 

そして、2人目の罰金が払えない場合は無戸籍となるそうです。中国の人口は、現在13億人で、無戸籍の方を合わせると14億人を超えるそうです。日本の10倍ですね。まあ、国土も広いですけど。

 

しかし、一人っ子政策が終了しても出生率は低いままのなので、全体的には人口は減少していると報道されてます。この点は、現地ガイドさんの話と食い違っています。ガイドさんによると、毎年8千万人増加している(ほぼ、日本の人口に匹敵する。)と説明していました。この数値は、減少人数が考慮されていないのでしょうか?

 

余談ですが、北京のガイドさんが、北京での男性の平均年収が40万元で女性は30万元ぐらいといってました。平均がだせるのかはわかりませんが、上海よりもマンションの価格が高いでしょうから、やっぱりマンション買うのは大変ですよね。

(注)1元=17~18円