「出来事の旅」と「感情の旅」～エイブラハム流引き寄せの法則~
引き寄せの法則では、いつもいい気分でいることが重要です。
いつもいい気分でいたいけど、日常生活では小さいものから大きいものまで、私を苛立たせたり、不安にさせるような出来事が起こります。
引き寄せの法則を知らなければ、普通は、日常の出来事に反応し、いつも苛立ってたり、落ち込んだりします。日常生活の出来事に、いちいち反応していては、いい気分になることはできないでしょう。
このような場合、エイブラハムによると、「出来事の旅」と「感情の旅」に分けて対応することが説明されています。
「糖尿病と診断されて、しかも辛く、厄介に思えるほど長くわずらっているとき、誰もが常にそうであるように、あなたは二つの旅を同時にしています。肉体の面倒をみる肉体の旅（出来事の旅）と、・・・「感情の旅」です。」
※引き寄せの法則のアメージング・パワー 314ｐ参照
出来事の旅では、病院で治療を続け、薬を飲み続けながら、糖尿病に対処することになります。
一方、感情の旅では、糖尿病からの苦痛を持ちつつ、希望をもって過ごすことです。例えば、糖尿病が奇跡的に治った人がいることや、薬への依存を劇的に減らした人がいること、といった情報が受け取れるように意識を向けることです。（希望を持てるようにするには、焦点の輪が有効です。）
でも、糖尿病に苦しみながら、同時に糖尿病に希望を持つことは、かなりの集中力と練習がいると思います。
代替的方法としては、糖尿病のことは考えずにそっとしておいて、（意識をそらすことをしてみる）朝起きて、瞑想をしたり、散歩をして、意識してよい気分になるようにしてみることです。すこしてもよい気分になれば、成功ですから。
私の現時点の理解では、出来事はそっとしておく。無視するでもなく、なかったことにするでもなく、淡々と対応する。そして、感情は出来事と切り離し、意識的によい気分になるよう異なることに集中するです。
これができたら、引き寄せの達人レベルになるように思いますけど。
そして、もうひとつコツをあげときます。
「覚えておいてほしいのは、いい気分、に意識を当てていること。いい状況、にではなくて。」※幸せになると、どんどん叶う☆エイブラハム流『快速運転で楽しむ』2016/03/15より引用
ここでも、私達をとりまく環境や出来事に過剰に反応しないように説明されています。嫌な出来事があれば、落ち込んだりするでしょうが、タイミングをみて、気分転換を試みます。
出来事に反応して幸せを感じる場合ば、出来事が失われれば幸せが感じられなくなり、結局は環境に支配されてしまうのです。
まず、今の私は、出来事をそっとしておくことを練習しています。
