おひとりさまの地図

シンプルな暮らしと考えたを追求したい。それと、エイブラハム流「引き寄せの法則」を研究中です。

中国旅行メモ1~入国審査と指紋採取~

2018年の春に、中国旅行に行ってきました。

どこに行って、何を食べて、・・・といった旅行記は、私よりも素晴らしいブログが沢山あるので、ここでは、印象に残ったことや私が誤解していた中国事情を紹介します。

 

まず、入国手続では、顔写真と全ての手の指の指紋が記録されます。嫌な感じです。記録された指紋は、今後中国政府に保存されるんでしょうか。聞くところによると、アメリカ合衆国でも同様に指紋を採取するそうです。

 

日本に入国する外国人についても、入国審査で指紋を取りますが、両手の人差し指だけです。

 

中国国内線移動では、国際線以上に入念に手荷物検査とボディーチェックがありました。中国国内のニュースが、日本で詳細に報道されることはないでしょうけど(仮に報道されていても、注意して見ていないのでよくわかりません。)、何か事件でもあったのでしょうか?


次は、聞いたところによる上海都市生活実態です。

 

上海地区(?)内は自動車が増えすぎたため、上海のナンバープレートの車両のみ乗り入れが許可されるような交通規制がされているそうです。そのために、自家用車(個人)のナンバープレートは、抽選でかつ希望者の1割程度が、180万円で取得できるそうです。なので、お金があっても車がもてない場合もあるそうです。これは、青色のナンバープレートで、車が要らなくなったら転売が可能です。また、どうしても車が欲しい場合は、緑のナンバープレートがあって、これはエコ・カーかつ1台限りに認められる代替手段もあるようです。
(注)為替レートは、1元=17円

 

中国人は、とても「面子」が大切なので、車は、ワーゲンやアウディの高級ランク(たぶん?)の車ばかりです。日本の軽自動車の規格がないので、どれも車体がでっかいものばかりでした。

 

結婚適齢期の男性は、家(上海の高層マンション)と車を用意しなくてはならない。車がないと、女性はデートもしてくれないし、家がないと結婚してくれないようです。このような表現から、中国は女性に対する差別意識がないことが伝わってきます。また、ガイドブックにも、女性は世界の半分を支える存在なので、女性差別の発言はしないようにと説明がありますから、進んでいます。

 

旅行中にお世話になった女性ガイドさんによれば、中国の賃貸契約の法律が不備のため、家主が退去を求めると1ヶ月で引っ越さなければならないため、居住地が不安定となり、マンションを持ってない男性との結婚は考えられないということです。

 

また、上海の住宅事情といいますと、土地は全て国のもので、一部住民が所有権を持っていた土地については、国が相当な高額で買い取るという場合もあるそうです。なので、土地を持ってた方はいきなり富裕層になるというような幸運な場合があるようです。

 

これから結婚して新居をという方は、マンションになります。そして、このマンションの価格ですが、上海中心部に通える郊外にあり、エレベーターのない4階建てマンションで、7千万円程度するそうです。上海中心部は、その2倍の価格なので、もう一般人には買えない価格となっているようで、社会問題になっていると言っていました。

 

また、富裕層が投資のために買うことで、さらに、価格が高騰しているそうです。なお、中国のマンションは、外国籍の人は買えません(個人の場合です。法人はわかりません。)。

 

さらに、マンションは、買うときも売るときも20%の税金がかかり、70年経つとまた税金を支払わなければならないということです。まあ、粗そうな造りのマンションなので70年もつのかどうか、また、日本のマンションでも50年経つと価値はかなり低くなると思うので、70年後の税金は問題なさそうです。

 

しかしながら、車や家を用意して、さらに、雑誌の撮影でもしているのかというような「結婚写真」を公共の場を占領して撮って、やっと結婚しても、現在の離婚率は4割強だそうです。